画像は私の所有する2代目のPSP-3000PW限定仕様カラーと所有UMDの一部です。
なんと12月12日をもってソニーの携帯型ゲーム機PSPがなんと発売15周年を迎えたらしいです。みなさんはPSP持ってますか?PSPは私が中学生の時にそれはもうお世話になりました。
中学生の時何してた?と聞かれたら間違いなくPSPで毎日ゲームしてたと答えると思います。部活のない日の放課後、土日の部活の後など、暇あらば近所にあるコミュニティセンター(以後コミセン)で毎日ずうううっとPSPを握っていました。今日は当時遊んでいたソフトやらPSPそのものについて振り返ってみたいと思います。
PSPとの出会い
私がPSPと出会ったのは小学6年生~中学1年生のときでした。当時のお正月かなにかでお年玉を使ってジョーシン電気だかで親に買ってもらいました。本体と一緒に買ったソフトはロコロコ、ぼくなつとタマランの3本でした。この時はまだPSPはこれまで私が買ってきたGBAやSPやDSと同じ普通の携帯ゲーム機だと思ってました。
モンハンとの出会い
中学一年生の時、ゲームをやりに友達の家に遊びに行きました。そこで友達がモンスターハンターポータブル2nd(以後MHP2nd)をやっているのを見てすごい面白そうだと感じ、後日当時貴重だった5000円を使ってMHP2ndを買いました。はじめのうちは村クエを進めていましたが途中の☆3あたりの緊急クエストのフルフルが強くて途中で積んだりもしましたねえ。
モンハンデビューしてからしばらく経ち、2ndの続編というか拡張版の立ち位置であるMHP2ndGが発売されました。今でも語り継がれる伝説の名作の登場です。私の中学三年間の生活はこのMHP2ndGと次に紹介するMPOにほぼほぼ支配されていたと言ってもいいでしょう。
メタルギアとの出会い
勉強などほっぽり出して毎日コミセンで友達とモンハンをやっているときに一人の友達がMPO(Metal Gear Solid Portable OPS)なるゲームをもってきてみんなでやろうと誘ってきました。これが悪夢の始まりでした。
銃を撃つゲームはやったことがなかったので非常に新鮮で面白く感じました。またこの時はじめてTPS(Third Person Shooting)というジャンルに触れました。このゲームは対人がメインのせいなのか2000円程と安価で売っていたので速攻で買いました。このゲームはオフラインで兵士を集めてその兵士で対人を行うという流れを取っていました。なので私は友達と対戦するためにポケモンのように毎日兵士を厳選していました。
これだけでも面白かったのですが、このゲームにはもう一つできることがありました。これが私をゲーム漬けにした最高で最悪の要素となります。
オンライン対戦です。
別名インフラストラクチャーモード。これは家にいながらPSPの無線機能で遠くの知らない人たちと最大6人でチームデスマッチ(TDM)ができるというモードでした。これが最高に面白くて毎日深夜2時ごろまでオンラインに潜って延々撃ち合いを楽しんでいました。おかげで授業中居眠りするのが当たり前になってしまいました。また1年後か2年後に続編のMPO+が発売されゲーム熱がさらにヒートアップしました。マジでネトゲ廃人並みにやってたと思います。
その他やってたゲーム
他にも結構やっていたゲームはありまして、FFディシディアやガンダムvsガンダムnext plus、MHP3rd、パタポンシリーズ、MPOの後に発売されたMGSPWなどもやっていました。どれもこれも非常に面白いゲームでした。やっぱり直接相手の顔が見える環境でできる対人ゲームは楽しいですよね。
またPSPのメモリースティックは当時2GBのものが5400円,4GBで9000円とか平気でしました。16GBのSDカードが2000円しないで買える今では考えられない値段ですよね。科学の進歩すごい。
次にPSPを語るなら避けて通れない話題があります。それは..
改造の大流行
当時ニコニコ動画のためネットを始めネットサーフィンをしていたある日ネットでPSPの本体が改造できるという個人ブログを見ました。海外のDarkAlex氏という方が公式のファームウェア(OFW)とは別にCFWという改造ファームウェアをリリースしたというのです。
これを導入するとOFWではできない多くのことができるようになるようです。ですが最初の改造にはファームウェアのバージョンが低くないとできませんでした。改造なんざいさ知らず状態の私はもちろん何も考えずに最新状態にしていたので一人では改造することができませんでした。
改造に興味津々だった私はどうにかして改造できないかとネットの海を潜っていたところ、改造代行サイトなる物を発見しました。それは料金3000円ほどでCFWを導入してくれるというものでした。私はそれを見て早速PSPを郵送し金を払いました。2週間が過ぎたころ、私の初代PSP-1000が手元に帰ってきました。
ここからわたしの夢のPSPライフが幕を開けることになりました。
CFWで出来たこと
元々動画の再生やミュージックプレイヤーとしても使えるPSPの便利さには驚いていたのですが、CFWの導入によりPSPが当時いかに進んだ技術力をもって開発されたのか、その拡張性の高さに脱帽しました。あまりにもできることが多いので一部抜粋して箇条書きで書いてみたいと思います。
- PSPのゲームをUMDではなくメモリースティックから読み込める(UMDが必要なくなる)。これによりゲームの高速ロードが可能となる。
- ゲーム中にPSPに入れておいた音楽を自由に再生することができる。
- ワンセグでテレビが視聴できる(PSP1000に限る)。
- PSP本体のリカバリーモードが使える
- 本体の起動画面を好きな動画にできる。
- PSPのホーム画面(XMB)を好きなようにアレンジできる(CXMB)。
- ゲーム中チートが使える。
- 自作ゲーム等売られていない有志が開発した無料ゲームが起動できる。
- エミュレーターが起動できる。
etc…
とまあこれを見ただけでもCFWがどれだけ優れたものであるかがわかります。特にリスト上の太字3つは非常に便利でした。
1つ目についてはゲームそのものを吸い出しメモリースティックに入れておくことでUMDなしでゲームをすることができます。これによりUMD読み込み時特有のシャーシャー音や遅いロードに悩まされることがなくなりました。またあまり重要ではないですがどのゲームがどれくらいの容量で開発されているのかがわかるのも個人的に面白かったですね。MHP2ndGが800MBほどしかないのには驚きました。
2つ目について、チートに関してはおそらく賛否両論あると思います。私も当時間違ったチートの使い方をして数々のゲームをダメにしてしまいました。特にモンハンとMPOのチートはすさまじかったですね。
モンハンではアクマアイルーなどが流行ったことを知っている人も多いでしょう。あとはアイテム無限とか樽爆弾起き放題とかゲームバランスをぶち壊すチートが多くありました。しかしボウガンからグラビームを発射したりする面白いネタチートも数多くありました。
MPOに関しては無敵は当たり前で、壁貫通や空中歩行やロケランの連射や跳弾して当たると一撃死するSAA(シングルアクションアーミー)連射など世紀末状態でした。また名無しチートというのが流行っていて、部屋からキックするにはサーバーの管理者もチートを使わなければなりませんでした。毒を以て毒を制すというやつです。チートを使わずに普通にオンラインで対戦をしていたのですが、チーターが入ってきた時だけはオンにしてキックする前にボコボコにしてから蹴ったりと正義マンみたいなこともしました。あとは途中から流行りだした自分以外のプレーヤーのPSPをフリーズさせて強制的に電源を落とさせる最悪なチートも流行りだしました。これに対してはフリーズ無効チートなどが生み出されたのですが効果があったのかは不明です・・・これには苦しい思いをさせられました。なにが「ギガンティックフリーズ^^」だよ。今思うと笑えるな。
ですがチートも使い方を考えれば普通では体験できない遊び方ができてすごい良いものでもありました。例をあげればガンダムvsガンダムなどでは通常では使えないボス機体を使うことができました。しかもこの機体、ちゃんとパイロットのセリフが搭載されていて通常プレイでは絶対聞けないボイスがかなりありました。おまけに特定キャラ同士の掛け合いもあるんですよ。アレンビーとファラの掛け合いとか意外性しかないでしょ。とまあチートも使い方次第でゲームをより面白くできるんですよ。
おわりに
今回はPSPについて語りたいことを好き勝手に呟いてみました。まだ書きたいことがあったのですがキリがないので時間があれば随時付け足していくことにします。PSPをやっていた人に共感できる部分があったら幸いです。それでは。
補足:ピースウォーカーの対物ライフル近距離タイマンくっそおもしろいからみんなやってみてね!
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