みなさんゲームやってますか?機種はスイッチですか?PS4ですか?Xboxですか?
ここ最近はスマホゲームも手軽でメジャーになってきましたね!
唐突ですが…
パソコンでゲームやろうぜ!!
PCゲーム市場は年々増加していますが、それは主に海外での話であって、日本では未だパソコンでゲームをすることには馴染みがないんですよね。証拠としておそらくあなたのまわりの友達もスイッチとかPS4でゲームやってる人が大半で、PCでゲームやってるよ~っていう人はそうそう存在しないと思います。
またPCでゲームをしたいな~と漠然と思っても
「そもそも何を買えば、何から始めればいいのかわからない!」
といった敷居の高さの問題もあるかと思います。わかりますよ、実際私もPCに手を出す際、まず何を買えばいいのかわかりませんでしたからね。
こういった「わからない」が積み重なってPCゲームの敷居がより高くなっているのだと思います。
この記事ではパソコンでゲームしたいけど何買えばいいのかわからないな~という人向けになるたけわかりやすく解説していきたいと思います。
1.パソコンの構成
そもそもパソコンがどういう構成なのかをお話しします。
パソコンは以下の部品で構成されています。これらがあれば動かせるパソコンが完成します。
- CPU
- CPUファン
- メモリ
- マザーボード(マザボ)
- HDD、もしくはSSD
- グラフィックボード(グラボ)
- 電源
- キーボード
- マウス
- モニター
- ケース
- 冷却ファン(ケースに付いている場合あり)
ひとつひとつ見ていきましょう。難しいことを書いても混乱するだけだと思うので各パーツの特徴などをわかりやすい書き方でまとめてみました。
CPU
コンピューターの頭脳、人間でいうと脳みたいなものです。これによってPCの性能がおおよそ決まります。
コンピューターには必須です。
値段はピンキリです。数千円から数十万円するものまで幅広いです。
CPUファン
CPUは発熱します。何もせず放っておくと100℃くらいまで加熱します。CPUは熱に弱いのでこの状態はもちろんよくありません。そこでCPUにファ
ンを取り付け、熱を外に放出することでCPU温度を下げるのが基本になります。したがって必須パーツです。
ファンはCPUを買ったときについてる場合もありますが、自分で買って取り付ける場合の方が多いです。
メモリ
PCが一時的に使える容量みたいなものです。CPUとメモリの関係を机の上で例えたものがあります。CPUが作業する人の頭の良さとすると、メモリは
机の広さみたいなものです。頭が良くても机が狭かったら一度に作業できる量が限られますよね。
最近のゲームは目盛りを多く消費する傾向にあります。よってメモリは少なくても8GB、できれば16GBは欲しいです。
マザーボード(マザボ)
パソコンの構成を人間の体に例えると、CPUが脳であるのに対してマザボは体みたいなものです。パソコンのパーツはすべてマザーボードに接続しま
す。脳だけじゃ体を動かすことはできませんよね。PCには必須のパーツです。
マザーボードは1~3万円くらいで購入できます。
HDD、SSD
HDDはHard Disk Drive、SSDはSolid State Driveのことです。
ありとあらゆるデータを保存するためのパーツです。ストレージといえばわかりやすいですかね。
Windowsなどもこれに導入する必要があるので必須です。
・HDDとSSDの違い
HDDとSSD、どちらもデータを保存する部品であることに違いはありません。
では何が違うかというと、読み込み速度の差です。
SSDの方がHDDより格段に速いです。
以下に比較動画を載せておきます。どれだけ違うのかは一目瞭然です。
またこの差はPCを起動してから操作できるまでの時間などにも影響してきます。SSDの方が数十秒早いです。
どちらを買うかとなれば、ゲームをするならSSDの方が良いでしょう。ただし、SSDの方がHDDより少々高価です。
しかし値段に見合う価値はあります。多少無理をしてでもSSDの方を買うことをお勧めします。
グラフィックボード
ゲームのグラフィック関連を処理するパーツです。
CPUにも基本的にグラフィクス機能が備わっていますが、性能はお世辞にも良くありません。
ただ、一昔前のゲームならなんとか動かせる程度の性能はあります。
ですが
今どきの3Dゲームをするなら必須です。ゲームするなら絶対に買いましょう。
こちらも値段はピンキリで、1万~18万円くらいの価格帯で販売してます。
基本的に値段が性能に比例しています。どれを買えばいいかは自分がどのくらいのクオリティでゲームをプレイしたいかによるので何とも言えません
が、
コスパ重視で、とりあえずそれなりに快適にゲームしたいなあ程度に考えているならば、今話題のGTX1060かRTX2060のどちらかが良いと思いま
す。
前者は3万円前後、後者は3万円強ほどで購入できます。
参考に価格コムの値段を置いておきます。
電源
PCを動かすにはもちろん電気が必要です。その電気部分を担当するのが電源です。
電源は容量と変換効率で選びます。どちらも高いほど値段に比例します。細かいことを割愛すると、一般的なゲーミングPCなら
容量は600W以上、変換効率はGOLDくらいあればいいと思います。このくらいの性能なら1万円程度で買えると思います。
キーボード、マウス
どちらも安いものなら数千円から買えます。ですがゲーミングキーボードやゲーミングマウスというものもあります。
ゲーミングマウスはマウス感度の細かい調整などができます。本格的にPCゲームをやるならゲーミングマウスを買うことをお勧めします。
値段は8000円前後でいいものが買えると思います。
ゲーミングキーボードについては・・・いろいろ機能はあるのですが、正直普通のキーボードと比べて値段分の価値があるとは思えません。
ので、キーボードについてはあまり考えず適当でいいかもしれません。なんせゲーミングキーボードは2万円とかするものもあるので・・・
可能ならば普通のキーボードとあまり値段が変わらない1万円前後のゲーミングキーボードを買うことをお勧めします。
モニター
PCの画面を映すものです。これがないとPCはなんか音を発してるうるさい謎の機械の塊にしかなりません。よって必須です。
ここではfpsという言葉が出てきます。ゲームジャンルのFPSとは違います。混乱を避けるため、前者を小文字、後者を大文字で区別します。
・fpsとは
fpsとは
flame per second
の略で、意味は英語の直訳そのままで
「一秒間で表示できるフレームの数」
を意味します。
フレームとは一枚の画像のことを言います。
アニメとかを想像してください。アニメは一枚ずつの画像を高速で表示することで動いているように見せています。
アニメのfpsはだいたい24fpsほどと言われています。
ゲームもこれと同じ原理で動いているように見えています。
スイッチやPS4などの家庭用ゲーム機ではどんなものでも最高60fpsまでしか出ません。ここがゲーム機の限界ということですね。
モニターにはいろいろありますがここではゲームに観点を絞るとTNパネルのフレームレートが144fps出るものがお勧めです。
「別にFPSやりたいわけじゃないんだけど・・・」という人でも最低でも144fps出るものをはじめに買うのが良いと思います。
144fpsはPCでゲームをやる際のPC版限定要素的な魅力があります。30FPSと60FPSの差がどれほどのものか知っていますか?
下に動画を載せておきますので知らない方は確認してみてください。
どうですか。フレームレートが30違うだけでもこれだけの差が出るんです。60fpsでも結構ぬるぬる動いてるなあと思います。
30の2倍で60でここまでぬるぬるになるのに、60の2倍以上の144fpsはどれだけぬるぬるしてるんだろうって思いませんか?
くっそぬるぬるです。めっちゃ快適です。
このぬるぬるの恩恵はもちろん普通のゲームでも受けることができます。しかし真価を発揮するのはFPSです。考えてみてください。例えば60fpsでプ
レイしてるプレイヤーと144fpsでプレイしてるプレイヤーが戦ったとします。ここでフレームレートによる優劣の差がはっきりと出ます。
一秒間に表示できる画面の数が多いということは、フレームレートが高いプレイヤーの方が相手よりも先に相手プレイヤーを画面内に表示することが
できるのです。
よってfpsが高い方が圧倒的に有利に立てるわけです。
おすすめするモニターは144fpsモニターのエントリーモデルとも言えるBenQのXL2411Pがお勧めです。私も始めこのモデルでPCデビューしまし
た。 このモニターでなくても3万円あればそれなりのものが買えると思います。
ケース、冷却ファン
上で紹介したパーツをすべて収めるために必要になります。ケース選びは地味にめんどくさいです。買う前に必ず寸法を確認してください。
特にグラフィックボードはメーカーや物によりサイズがかなり異なります。最悪の場合、デカすぎてケースに収まらないという事態が発生します。
なのでケースに関してはネットで買わず直接ストアに行って現物を確認してから買うことが望ましいです。
ケースは1万円ほどで買えます。
冷却ファンはケース内の熱を効率的に排気するために必要になります。グラボが大きな熱を持つためゲーム中ケース内はだいたい暖かくなっていま
す。PCパーツは熱に弱いので発した熱はさっさとケース外に出した方がいいのですが、冷却ファンについては最悪なくてもあまり問題ありません。
お金に少し余裕があったらつけるという認識でいいでしょう。
ファン自体は安いものなら500円ほどで買えます。PCパーツの中でも破格の値段です。
2.で、結局いくらかかるの?
ここまで見てくれた方は大体のPCパーツの役割がわかったかと思います。これらを買って説明書通りに組み立て、Windows等のOSをインストールす
ればパソコンの完成です。さてお値段はいくらくらいになるのでしょうか。これが気になっている人は多いと思います。
今主流のゲームが大方快適にできるゲーミングパソコンを作る場合どのくらいかかるかシミュレーションしてみました。
シミュレーションにあたりこちらのサイトを参考にさせていただきました。
これにモニターとマウス、キーボードを加えると大体20万円行くか行かないかほどの金額になると思います。実際私も最初PCを買ったときGTX1060
で組んだ時総額19万円ほどになりました。やはりそれなりの値段になってしまいましたが、CPUをケチればもう1万円ほど安くできます。
「20万円も出せない~!」と思う方、ちょっと待ってください。パソコンはゲームをするためだけにあるのではありません。パソコンは仕事で使うこ
ともできるし、3Dモデリングやデータ整理に用います。ひとつちゃんとしたパソコンを持っておくことは損ではありません。ゲーミングPCは一般
的に高性能なパソコンなのでゲーミングPCでできない作業はほとんどないと言ってもいいです。私はパソコンは自分の財産のひとつと考えています。
パソコンを買ってから起動しなかった日はありません。もう何年間も毎日モニターと数時間向き合う生活をしています。初期費用は確かに痛かったで
すが値段以上のメリットはすでに享受していると確信しています。考え方を変えてみれば初期費用の20万円は安いものでは?と思えるのではないで
しょうか・・・。
2.BTOでPCを買う
上の見積もりはあくまでPCパーツを自分で買ってきて自分で組み立てた場合の金額です。すわなち自分の力でパソコンの部品を各々適切な部分に配線
するなどの作業を行わなければなりません。基本的にマザーボードの説明書を見れば部品の繋げ方は書いてあるのですがそれでも自分でPCを組み立
てることに抵抗を覚える人もいるのではないでしょうか。
「組み立てるのめんどくせえな~買ってきてボタン押すだけで起動しねえかな~」
はい、そんなあなたにうってつけのものがあります。BTOでPCを買いましょう。
BTOとはBulid To Orderの略で、自分でPC構成を決めたら、それを組み立てた状態で家まで届けてくれるものです。有名どころだとPCショップの
フロンティア、Tsukumo、ドスパラなどで受け付けています。私も最初PCのことを何も理解してなかったので、おとなしくドスパラで
BTOを利用してPCを買いました。せっかく自作しようとしてもパーツの相性や対応してるかどうかなどの問題も起こりうるので、組み立てるのに自信
がないよ~><という人はこういった場所でBTOで組んでもらった方が安全で速いです。値段は自作より少し上がりますが・・・
いかがでしたか?今回はPCでゲームを始めるまでの前段階、パソコンの買い方について説明しました。わからないところがあったら下のコメント欄か
ら質問してください。PUBGやりたいけど予算どれくらい?といった質問など受け付けてます。それでは今回はこのあたりで失礼します。
コメント